スタッフのバーチャルメンバーとしてコンプライアンスオフィスに加わり、あらゆる反復的なコンプライアンスの作業を任されたロボットがいることを想像してみてください。これは実現することが可能で、すでに実施されている取り組みです。その間に、本物のスタッフを推論と判断が必要となるコンプライアンスの責務に集中させられるようになります。全てのUiPathソフトウェアのアクティビティは中央ログに保存されます。中央ログではアクティビティを定期的に監視し、監査時でも簡単にアクセスができ、規制における変更を反映するために更新することができます。これが、FMA、FCA、またSECが厳格に求めるKYC要件における解決策です。セントラルリポジトリで全てのログはアーカイブされ、Elasticsearch（当社のロボットに構築された大きなデータ分析プラットフォーム）を使用して、コンプライアンスレポート、レゾリューション、監査レスポンス、またコンプライアンス向上のため、記録されたログを簡単に取り出すことができます。
UiPathのファイナンスワークフローは簡単に拡張ができるため、数ある事業部門にわたり複製、あるいは再利用することができます。作動中のロボットは追加経費なしで必要に応じてスケールアップ、またスケールダウンすることが可能です。単一のサーバーには、場所を問わず、あらゆるビジネスユニットから自主的に、また個別に働く複数のユーザーを収用することができます。独自に拡張できる当社のプラットフォームでは、単一の仮想マシン上に複数のロボットを置くことも可能です。RPAはお客様の投資に見合った成果を約束します。
UiPathによるデータ分析からの洞察を通し、よりよい財務実績を達成することができます。RPAは、より広く深い分析を得るための、レガシーデータを非侵入的に抽出するだけのツールではありません。実行するそれぞれのプロセスにおける、詳しいデータポイントも得ることが可能です。トランザクションのパターンを特定し、不正行為を検出するのに役に立ちます。また、全て自動化で実現できるため、追加サービス、あるいはアプリを購入する必要もありません。
UiPathは、人間が行うようにプレゼンテーション層と相互作用し、大半の既存のITシステムとの互換性があります。UiPathは既存のWeb、デスクトップ、CRM、ERP、ヘルプデスク、Citrixアプリケーションに簡単に実装することができます。そのため、RPAの実装はIT自動化プロジェクトよりも速く、非常に安価で、運用の1年目において3桁のROIを創出することが可能となります。当社のあるお客様は850%のROIを達成されました。
お客様にとって、余分なデータ入力系の作業から優秀な従業員を解放し、より価値の高いアクティビティに集中させることが理想であるはずです。UiPathは従業員、組織の双方にとってメリットのある働き方の実現につなげることができます。
未だ多くの金融会社は、紙ベースの請求書、発注書、そして申請書を定常的に取り扱っています。UiPathの高度な光学式文字認識技術（OCR）で、RPAソフトウェアはより効率的な方法で書類をスキャンし、データをデジタル形式にして転送します。また、言語検出、固有表現抽出、感情分析といったコグニティブ機能により、自動化は複雑な意思決定の要求に応えることができます。
