東京発 2019年10月2日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、学校法人早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中愛治、以下「早稲田大学」)が、RPAソフトウェア「UiPath」を使用して自動化した支払請求業務において、AI(人工知能)による勘定科目類推機能の組み込みを完了し、10月8日より稼働を開始することを発表しました。本取組みにおける検証・構築は、KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮原正弘、以下「KPMGコンサルティング」)が行いました。
早稲田大学では、中長期計画「Waseda Vision 150」の一環として業務プロセス改革を伴う情報化の実現をめざし、財務システムにおける支払請求業務の自動化において、経理処理担当箇所にUiPathを導入し、2018年4月から本格稼働、すでに64.7%(年間40,048時間)の業務削減を実現しています。このたび、この支払請求業務の自動化に、AIによる勘定科目類推機能の組み込みが完了し、これにより早稲田大学では、さらに年間数千時間の効率化効果の実現を見込んでいます。
UiPathは、AIなど他のアプリケーションとのAPI連携が容易であることが特長です。今回もその強みを生かしてRPAとAIの連携を実現し、従来のRPA単独による会計処理業務の自動化をより高度化させました。
RPA x AIによる勘定科目類推機能概念図(出典:KPMGコンサルティング株式会社)
AI導入後支払等伝票起票・承認業務フローとRPA(UiPath)の適用範囲(出典:早稲田大学)
UiPath社では、本年9月20日には国内初となるRPAとAIの連携ソリューション研究開発施設「UiPath x AI Lab Japan」を開設するなど、UiPathとAIの連携に積極的に取り組み、自動化の可能性を広げ、より創造的な業務自動化の実現をめざしています。UiPath社は、今後もユーザーおよびパートナーと密に連携し、RPAを活用したデジタルトランスフォーメーションを積極的に支援していきます。
参考情報
●UiPath x AI Lab Japanの開設に関するプレスリリース(2019年9月20日)https://www.uipath.com/ja/newsroom/2019-09-20
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UiPath社について
UiPath社は、「オートメーションファースト」時代を牽引し、すべての人がロボットを持つことを推奨・支援しています。そのために、無料でオープンなトレーニングやコラボレーションの場を提供するとともに、AIや機械学習を通じてロボットが新しいスキルを学習することを可能にしています。デジタル時代に必要なスキルを100万人以上にもたらすという思いのもと、UiPath社のエンタープライズ向けロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)プラットフォームは、世界中の企業や政府組織における数多くの反復的で退屈なタスクの自動化を行い、生産性やカスタマーエクスペリエンス、ならびに従業員の業務に対する満足度の向上に貢献しています。
2019年には米キャリア情報サイトComparablyの企業ランキングにおいて、大企業が名を連ねる中、「Happiest Place to Work(幸福に働ける職場)」部門で6位、「Best Company Culture(優れた企業文化)」部門で11位にランクインしました。UiPath社は、世界的に見ても、急速な成長を遂げつつある最も評価の高いAIのエンタープライズ向けソフトウェア企業のひとつです。
日本法人は2017年2月に設立されました。すでに金融機関、製造業、流通業や自治体など1,200社を超えるお客様でご利用頂いております。
より詳細な情報は同社のウェブサイトをご参照ください。(https://www.uipath.com/ja/ )
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UiPath株式会社
上田、土方、井上 E-mail: pr.japan@uipath.com 電話番号: 03-5219-1346
共同ピーアール株式会社(UiPath株式会社 広報代行)
担当:児玉、古川、白武 E-mail: uipath-pr@kyodo-pr.co.jp 電話番号: 03-3571-5176
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