東京 2019年1月24日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下、RPA)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、「UiPath Orchestrator」をAWS(Amazon Web Services)上で稼働させる際の環境構築を短期間で完了できる「Stack-UiPath on AWS」の提供を開始しました。
UiPath Orchestratorは、RPAソフトウェア「UiPath」で作成したロボットのステータス監視機能や実行ログ分析機能などを提供するツールです。ロボットが稼働する端末が増えると、プログラム更新時のアップデートに時間と手間が掛かるほか、セキュリティ面でのガバナンスも難しくなってきます。UiPath Orchestratorは、このような課題を解決するもので、UiPath社では、10台以上のロボットを管理する場合は、このツールの導入を推奨しています。
今回提供開始したStack-UiPath on AWSは、AWS CloudFormationテンプレートおよび構築手順書で構成され、UiPath OrchestratorをAWS上で稼働させる際に、UiPath社が推奨するサーバー構成の環境構築を1日で完了させることができます。UiPath Orchestratorを利用するユーザーに無償提供するもので、Webサーバーがシングル構成のものと、冗長構成のものの2種類のテンプレートが用意されており、UiPath社が検証済みのスクリプトが提供されます。ユーザーは、このテンプレートを利用してスタックを構築し、手順書に沿っていくつかのマニュアル設定を行うだけで、環境構築を完了することができます。
通常、UiPath OrchestratorをAWS上で利用する場合、AWSのGUI上からマニュアルオペレーションにより各リソースの設定を個別に行うため、構築完了までは3週間程度を要します※。今回UiPath社が提供するStack-UiPath on AWSを利用すれば、この環境構築をわずか1日で実行することができます。UiPath Orchestratorの導入時はもちろん、スケールアップ時に新たな環境が必要になった際も、このStack-UiPath on AWSを活用することで、すぐに新たな環境を構築することができます。また、UiPathを利用する多くの企業は、本番環境のほか、開発環境と検証環境を用意していますが、この場合もそれぞれの環境向けのサーバー構成を容易に行うことができます。
また、2019年1月30日開催の「UiPathForward Japan 2019」の会場にてStack-UiPath on AWSを紹介するデモを実施予定です。
UiPath社は、今後もユーザーの利便性向上にむけ、製品・ソリューションの開発・提供に努めていきます。
※ AWSに詳しいエンジニア1名が、UiPathのオンラインマニュアルを参照しながら、冗長構成Stack-UiPath on AWSと同等のOrchestrator環境を構築した場合
UiPath社について
UiPath社は、お客様の業務プロセスを効率的に自動化するためのソフトウェアプラットフォームを提供する、世界のトップRPAカンパニーです。米国を本社とするUiPath社は、日本、英国、ルーマニア、フランス、ドイツ、インド、シンガポール、香港、オーストラリア等に拠点を持ち、約1,800社のRPAによる自動化実績を有しています。
日本法人は2017年2月に設立されました。すでに700社(2018年12月末現在)のお客様でご利用頂いております。
より詳細な情報は同社のウェブサイトをご参照ください。(https://www.uipath.com/ja/ )
以上
本件にかかるお問い合わせ:
UiPath株式会社
上田 E-mail: marketing.japan@uipath.com 電話番号: 03-5219-1346
共同ピーアール株式会社(広報代行)
担当:児玉、古川、白武 E-mail: uipath-pr@kyodo-pr.co.jp 電話番号: 03-3571-5176