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2018年12月13日

何が違う?今さら聞けない「RPA」と「AI」

2018年12月13日

何が違う?今さら聞けない「RPA」と「AI」

企業は今、デジタル変革を求められています。そもそもデジタル変革、デジタルトランスフォーメーションとは、ITが人の生活に浸透し、より良い方向に変化させるという概念に基づいた言葉です。しかしながら、あくまでも概念であり、具体的な施策、ソリューションとはかけ離れています。そこで今、注目を集めているテクノロジーに「RPA」や「AI」があります。どちらも人が行っていた業務を機械によって改善するという意味では同じかもしれませんが、この2つは似て非なるものです。

 

企業の中で人が行う業務には多種多様な業務があります。「RPA」が得意とするころは、ルール化できる業務です。ルール化できるということは、プログラム可能ということです。「RPA」は、人が決めたプログラムをミスなく、高速に作業をこなすことが出来ます。それは、人間の何倍も働くことができ、過重労働で休む必要もありません。

一方で、「AI」は将棋や囲碁で、人間を打ち負かすことがニュースになったことも、記憶に新しいと思いますが、「AI」は過去の履歴や周辺環境との相関分析をし、傾向を読み、意思決定をする上での重要な判断材料の提供を可能にします。

 

企業内の業務で考えると、ルール化できない業務が多々あります。つまり、「AI」は、ルール化するための手助けを行い、ルール化されたものを「RPA」がこなすという役割分担になります。今、「RPA」は、定型業務だけでなく、AI-OCRなど認知機能を始めとした「AI」機能も取り込み始めています。また、この進化が進めば自律型の「AI」機能と統合すれば、これまで以上の業務が自動化可能になると思われます。

 

RPA」の需要の高まりが「AI」の進化の後押しになっていると言っても過言ではありません。「RPA」と「AI」は切っても切り離せない存在です。どちらが進化すれば自ずともう片方も進化せざる終えないのかもしれません。

 

弊社のAIについての取り組みを下記のビデオで見ることができます。是非、ご覧ください。

 

 

 


by Hironori Saito

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